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この驚異的な短期合格法には意外なメソッドが存在しております。
茂木:伊藤さんは、建築という他学部からの受験でしたが、経済学を数ヶ月でマスターし見事合格を果たしました。現在、経済学の勉強で悩む全国の受験生の方々にどのような戦略で短期合格が可能なのか、是非アドバイスをお願いいたします。
伊藤:
※過去問題を1ヶ月ぐらいかけて詳細に分析する。一つ一つの問題の解法は初期の時点では全く必要なく、それを解くために必要な参考書と合格・不合格を分けるラインを見極めること。それぞれの問題には合格者と不合格者を分けるポイントがあります。
※過去問の分析が終わって、参考書と過去問の傾向を理解したら、合格に必要なレベ到達まで中間目標を随時設定していく。参考書は2段階(入門1冊と応用1冊)ぐらいに分けてもいいかもしれません。
※現在からテスト直前までの大まかなスケジュールをたてる。1.でレベルを随時設定していく中で、スケジュールに変更があれば、随時設定していく。以下そのスケジュール表を参照
※スケジュールはできるだけ守るようにする。あくまでできるだけです。それが目的となってノルマをこなすだけの勉強になっては全く意味がありません。それは勉強していないのと一緒です。常に自分が行っている勉強が本試験での「どの場面で」「どのような形で」出題され、それに対して「どのようにこの勉強を活かして」解答していくのかを意識して勉強しましょう。それができない場合は、本試験を熟知できていないか、本試験とは的外れな勉強をしていると思われます。
※1科目1冊に決めて後はその決めた問題集を繰り返しやるのが良いと思います。確実に解ける問題が着実に増えてくることで安心感が生まれました。曖昧だがまぁたぶん本番は解けるだろうという問題を五万と持つことよりも、絶対・確実に解ける問題を増やすことが重要と感じました。
※自分の習慣・癖を利用しましょう。ある行動をしてしまえばこうなってしまうというものがあるはずです。それがいわゆる自分との戦いというやつです。例えば、朝寝坊する⇒時間がもったいないので朝ごはんを抜く⇒腹が減ってて本調子が出ない⇒一日のノルマをこなせない⇒少し夜遅くまで勉強する⇒そして寝坊する。わかっちゃいるけどやめられないってやつですね、でも合格したかったらやめてください。そのやめ方ですが、朝寝坊する⇒勉強時間は減るが朝飯は絶対食べる、一日のノルマをこなせなったが明日寝坊するとまたずれこむので今日は寝る、といった感じでしょうか。
毎日完璧に勉強できるような聖人(?)なんていません、合格してる人の大半はまぁこんなもんでしょう。大切なのは一つ一つの出来事に落ち込まないことでしょうか。落ち込みながら勉強して身につくはずありません。そういう時は自分が得意な科目をやりまくる。
*これらはすべて私のあきっぽいが一度はまると止まらないという性格からくるものです。みなさんにもそれぞれ自分の性格・癖があるはずです。そしてなにより、そういった悪癖を出してしまう定型的で原因となるような行動を取ってしまっているはずです。そのとってしまった行動を次からはとらないようにすべきです。
※傷口は必ず洗って、消毒して、二度と傷口が開かないようにしておいて下さい。よく「唾をつけときゃ直る」みたいな人がいますが、まず合格できないでしょう。「なんで間違えたのか」「あの時どう思考すればよかったのか」「そして同様なシーンが再現されたなら自分は今度どう対処するのか」程度のことは考えて頭の中に整理しておく。
そうでないと、いざという時に使えません。こういった問題はまとめてファイリングしておき、試験直前期にぱっと見直せるようにしておけば直前期にあせることもありません。確かに一度間違えて、悔しい思いをした問題を見直し、自分の欠点を追求するのは嫌なものです、しかしそのままではかならず本試験で傷口が開きます。本試験では緊張しており、当たり前のことが当たり前ではなく精一杯のことになりがちです。基本問題・頻出問題に関しては目をつむっていても解けるようにしておいたほうが良いと思います。
※自分は合格できると信じてください。最終的には傲慢でかまいません、俺・私ならやれると思いこんじゃっていいです。みんなそんなもんです。みんなそんなもんだからこそ、一つ一つ落ち着いて取り組めばそれが差となって合格できるはずです。
みなさんはテニスをやったことがあるでしょうか?テニスはどっちが勝つかを考えるのは簡単です。ミスをしない人間です。テニスは初心者であればたいてい、泥試合です、お互いに自分への信頼を失い、お互いの間でミスの少ないほうが結局勝者になります。試験も同じではないでしょうか。
受験者の間で「やってきたことも同じ」「人間としての能力も同じ」、その中で抜きんでるのは「自分を信頼できたもの」と「ミスの少なかったもの」ではないでしょうか。受験勉強中も本番の試験中も落ち着いて自分を信じてやればなんとかなります。落ち着くことと自分を信じることは同じです。また、逆にあせることと自分を信じられないことは同じです。
※絶対にあきらめないこと。その上で、どこかあきらめていく大胆さと余裕を持つこと。「今はこの問題わからないから、少し放って置いて、問題集の見直しでもう一回解こう」。といった要領で。決してあせってはいけません。あせりながらの勉強は全く身につきません。
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